FXとリスク管理

FXでは、投資資金のうち、実際の取引に必要な証拠金として利用する資金の割合をマージンレシオといいますが、このマージンレシオが30%を超えないように取引することで、思わぬ損失を防ぐことができます。つまり、リスク管理です。FXは投資である以上、リスクを伴います。例えば100万円の投資資金ならば30万円までを証拠金として利用するようにするということです。「ドル/円」の取引なら、いくら自信があったとしても12万ドル(1万ドルあたり2万5千円の証拠金なので12万ドルだと30万円の証拠金が必要)の運用が上限です。このルールを実践することにより、常に資金的な余裕をもちながら取引を続けることができ、どのような場面でも冷静な判断が可能となります。

レバレッジは何倍が適正?

 FXは最大25倍のレバレッジを効かせて取引できるのがメリットでもありますが、ときとしてデメリットにも働きます。
 理由は、予想と反する方向へ相場が動いた際にはレバレッジの分だけ損失が拡大するから。
 では、どのくらいのレバレッジが適正か?という質問が湧いてきます。
 この質問に対する明確な回答はないといっていいでしょう。
 市販の書籍などでは5倍くらいと書いている本もありますが、適正なレバレッジは投資スタンスによって大きく変わってきます。
 短期的な売買を繰り返している方、長期的な投資をしている方、ロスカットの設定を行っている方、利食い設定を行っている方など、FXを取引している方は様々なスタンスで市場に参入していて、5倍のレバレッジで取引していたのでは投資の妙味がないケースもあります。
 ケースによっては15倍くらいのレバレッジを効かせても大きな問題とならない場合もあります。

 ただ、FXを始めたばかりなら5倍くらいのレバレッジでポジションを持つことを心がけたほうがいい。
 相場の動きやチャートを見ることに慣れてきたら、つまり相場観が養われてきたら、スタンスに応じて高いレバレッジを使用してはいかがかと思います。